建て方とはどのような意味?|建築用語を解説

2024.02.09


建て方や上棟などの言葉は、建築現場でよく使用される言葉です。
しかし、実際に現場で早卓職人以外でこれらの言葉の意味を正しく理解しているという方は、少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、建築用語の意味を詳しく知りたいという方に向けて「建て方の意味」や「上棟の意味」、「建て方大工の仕事内容」などを解説していきます。
ぜひ、言葉の意味や違いを知りたい方や建て方工事に興味がある方は、当記事を参考にご覧ください。

建て方とは?



建て方(たてかた)とは、木造や鉄骨造で基礎の上に柱や梁などの建物の構造部材を組み立てることをいい、上棟までの作業工程すべてのことを指します。

上棟とは?


上棟(じょうとう)は「棟上げ」や「建前」とも呼ばれ、建物の柱や梁などの基本構造が完成したあとに屋根の一番高い位置に※棟木(むなぎ)と呼ばれる木材を取り付けることをいいます。

しかし、地域や建築会社によっては上棟は建て方工事の過程を意味する場合もあり、言葉の使われ方が異なることもあるため注意が必要です。

また、上棟までの作業が無事に完了したことを祝ったり、家内繁栄を祈る上棟式も上棟に含まれます。

※棟木=屋根の最上部の梁

建て方大工の『仕事内容』


建て方を担当する職人のことを「建て方大工」といいます。
建て方大工は、工場で製作した柱や梁などの構造部材を現場で組み立てたり、接合部分を仮ボルトで締めるなどの作業を行います。

建て方が完了するまでの『流れ』


それでは、建て方が完了するまでの流れを見ていきましょう。

●床断熱材の設置

基礎工事が終わったあとに、土台を設置しそこに床断熱材を入れていく作業を行います。

●1階部分の柱の設置


断熱材を設置したあとは、1階部分の柱を土台の上に施工していく作業を行います。

●2階部分の床板と柱の設置

続いて、2階部分の床板と柱を設置していく作業を行います。

●梁の施工

2階の床板と柱の設置が完了したあとは、2階に胴差しや梁などの横架材を組み立てる作業を行います。

●小屋組みの施工

そして、※小屋根組みの施工を行います。
また、このとき屋根の最上部に棟木を設置する「上棟」を行います。

※小屋根組み=屋根の骨組みのこと

●野地板の設置

最後に、※野地板を設置してその上に防水シートや瓦などを設置する作業を行います。
ここまでが、建て方大工の仕事になります。

※=野地板=屋根の下地

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まとめ


いかがでしたでしょうか?
今回は、建築用語の建て方などの意味について解説しました。
この記事によってあなたの疑問が解決し、より深く建て方工事について理解する手助けとなりましたら幸いです。


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